なんか書くべきものがたまっている気がしますがタイムリーな話題から出していきます
というわけで今回は今年のプロ野球の展望並びに順位予想です
去年の記事はこちら
昨年の順位予想とその結果は
1位 巨人 →ヤクルト
3位 中日 → 巨人
4位 広島 → 広島
5位 ヤクルト→ 中日
6位 横浜 → 横浜
1位 SB → オリ
2位 西武 → ロッテ
4位 ロッテ→ SB
5位 オリ →日本ハム
6位 日本ハム→ 西武
ということで4/12の的中率でした、まあまあですね
去年の開幕時点でヤクルトとオリックスを優勝予測するとか逆張りもいいところなので仕方がありません
個人的には「阪神は強いけど阪神だから優勝はない」とかいってたのが見事的中したので満足しています
さて今年の順位予想ですが
セ1位:ヤクルト パ1位:ロッテ
セ3位:巨人 パ3位:オリックス
セ4位:横浜 パ4位:ソフトバンク
セ5位:広島 パ5位:西武
セ6位:中日 パ6位:日本ハム
としておきます
以下セ・リーグの展望並びに順位予想の理由となります
(カッコ入りは予想、赤字は左打or左投、青字は両打)
開幕一軍
先発 小川ー(高橋)ー(高梨)ー(奥川)ー(石川)ー(サイスニード)
中継 木澤・坂本・田口・梅野・大西・大下
勝ちパ 石山ー清水ーマクガフ
スタメン
1 中堅 塩見
2 左翼 青木
3 二塁 山田
4 三塁 村上
5 右翼 サンタナ
6 遊撃 長岡
7 一塁 オスナ
8 捕手 古賀
9 投手 小川
控え
捕:内山・松本直
内:西浦・川端・荒木
外:丸山・渡邊大・濱田
ポジ要素:クソ強上位打線、ベテラン若手の共存
ネガ要素:正捕手中村不在、勝ちパの疲労
注目投手:清水昇
注目野手:濱田太貴
二年連続の最下位から大躍進し日本一にまで上り詰めたヤクルト、色々とヤバそうなところはありそうですが連覇予想で行こうと思います。
投手陣は去年までとあまり変わらず。というかオープン戦の先発運用に謎が多い(というか日程がカス)ので先発ローテの順番全く読めないんですよね…。中継ぎも弱くはないですけど去年日本シリーズまで投げまくっているということでガタが来ないか心配ですね。それと先発転向と言われてきた梅野選手が開幕一軍なのが少し謎ですね。星今野のコロナ離脱の代替選手なのか、それとも開幕カードで先発するのか…?
まず野手陣。去年強かった暴力上位打線はそのままに下位打線やベンチには長岡・濱田・内山と次世代を担う若手を起用。いい感じに勝利と育成を両立できるのではないかと思っています。ただ開幕正捕手中村悠平不在はいくらなんでもヤバすぎると思っています。多分開幕正捕手は(第二捕手として)実績のある古賀選手で行くのかなあ。内山と心中するってのもありだとは思いますが流石にしんどいか。ともかく中村選手が帰ってくるまで耐えられるかどうかが重要だと思います。勝率五割で耐えられたら文句なしですね。あと他に宮本選手、山崎選手など内外野のサブ一番手が不在。まあ代打神川端+西浦荒木渡邊といるからどうにでもなるでしょう。
注目投手は清水昇選手です。飛躍を期待、というよりかは壊れたらシーズン終了、という意味合いが強いですね。二年連続最優秀中継ぎということで投げまくっていますし正直壊れてもおかしくはないのですがどうにか耐えてほしいですね。注目野手は濱田太貴選手、同世代ですね。いつまでもスタメン青木は年齢もありキツいように思えるので今年併用で結果を出しつつ世代交代を決めることができるかがカギとなりそうです。
開幕一軍
先発:藤浪ー小川ー桐敷ー(西勇)ー(秋山)ー(伊藤)
中継:浜地・斎藤友・石井・渡邊・小野
勝ちパ:湯浅ー岩崎ーケラー
スタメン
1 中堅 近本
2 遊撃 中野
3 一塁 マルテ
4 右翼 佐藤輝
5 二塁 糸原
6 三塁 大山
7 左翼 糸井
8 捕手 梅野
9 投手 藤浪
控え
捕手 坂本 長坂
内野 山本 木浪 熊谷 小幡
外野 江越 ロハス 小野寺
ポジ要素:層の厚い先発陣
ネガ要素:スアレス退団をはじめとする中継ぎ不足
注目投手:湯浅京己
注目野手:J・マルテ
去年の順位予想で「戦力的には一番強そうだけど阪神が優勝とか想像できんしどうせどっかでやらかすだろ、二位予想!」とかほざいてたらその通りになりました。今年も戦力層的には一番強いと思うんですけど同じ理由で二位予想です。悔しかったらさっさと優勝しろ。
先発陣は青柳コロナ、ガンケルスロースタートで表ローテが未知数なことになってます(その分裏が本当に強力)。まあ二人とも直ぐ帰ってくると思うのでローテに関しちゃどうにでもなるでしょう。下にも去年二軍で化け物だった村上投手やらなんやらいますからね…。一方中継ぎはヤバそう。去年無双していたクローザー、スアレスがメジャーに行ったことでクローザーが空いたり、去年一軍で投げまくった馬場選手、及川選手、岩貞選手が開幕間に合わないということで経験のある中継ぎが開幕足りないんですよね。新加入のケラーと岩崎選手で8・9回はどうにでもなるとしてもねえ…。そういや元オリの小林選手開幕いないんですよね。正直7回小林あるかなと思ってたんですけども。
野手陣はまあ強力ですね。五番二塁糸原選手が騒がれていますが正直ありだとは思います。佐藤輝と大山の間をつなぐ打者として嫌らしさがあっていいかと。彼については守備が本当にどうしようもないという課題がありますがそれを見越しても必要な打撃だとは思います(多分他ファンだから言えること)。問題はそれより糸井さんがスタメンに余裕で並んでいるところでしょう。まあ彼オープン戦で打ちまくっているのでいいんですけど本来主砲として期待されておかしくないロハスがベンチスタートというのが少し苦しいですよね。流石に一年レフト糸井はありえないと思うので糸井ロハス併用だと思うんですがこれでロハス活躍できないとなると…となりますね。その時は井上やら前川やら若手の試用期間にしてもいいかなあ。
注目投手は湯浅京己選手。ここまで数年二軍ですらまともに投げていませんでしたが凄まじい投球をここまで見せ続けています。正直この投球が続くなら勝ちパ入りもあると思うのでこのチャンスをどうにかものにしてほしいところです。注目野手はマルテでいきます。世の中の評論家共はこぞって大山or佐藤輝の活躍に注目していますが僕は彼らの前を打つバッターであるマルテがどのぐらい打つかがとても重要であると思っています。
開幕一軍
先発 菅野ー山崎伊ー赤星ー戸郷ー(堀田)ー(メルセデス)
中継 今村 畠 高橋優 直江 戸田
勝ちパ 高梨ーデラロサー(翁田)大勢
スタメン
1 二塁 吉川尚
2 中堅 丸
3 右翼 ポランコ
4 三塁 岡本
5 一塁 中田
6 左翼 ウォーカー
7 遊撃 廣岡
8 捕手 小林
9 投手 菅野
控え
捕:大城・山瀬
内:湯浅・増田大・中島・若林・ウィーラー
外:松原・立岡
ポジ要素:生まれ変わりそうな先発陣、中田翔復調気配
ネガ要素:坂本勇人開幕不在、中継ぎの核が足りない
注目投手:菅野智之
注目野手:G・ポランコ
戦力層的には本当に強そうなのですがいくら何でも離脱が多すぎるんですよこのチーム。書く直前までは優勝予想にしていたんですが坂本一か月離脱報道が来たので下げました。圧倒的遊撃手兼野手キャプテンの不在は相当大きいと踏んでいます。
まず投手層ですが…先発三枠を堀田、山崎、赤星の(実質)ルーキー陣に任せ、争いに負けた投手陣が軒並み中継ぎに回されてますね。特に高橋優貴選手の中継ぎスタートには驚きました。未知数の若手が崩れたときにロングを任せ、そのまま次の週のローテ入りという算段なのかもしれません。というか勝ちパ以外全員ロングできそうだなこの中継ぎ陣。中川鍵谷大江ビエイラと去年よく投げたリリーフがほぼ全滅ということでこうなっているんでしょうけどこれ二軍先発回るんか?
野手陣は先述の通り坂本勇人選手がここで離脱したのがあまりにも大きすぎる。梶谷選手もこっそりケガしてますがそれは松原選手や外国人の活躍でどうにでもなりそうですけど2000本打っているレジェンドショートとか普通にやって埋まるわけないですからね。廣岡選手、湯浅選手にとっては千載一遇のチャンスでありますから頑張ってほしいですね。坂本選手が定着した時も発端は先代のショートが離脱した時の穴埋めでしたからね。また彼らを下位打線で回すためには上位打線で新外国人+丸、岡本、中田翔がしっかり回る必要があります。特に中田翔に関しては今年なんとしても復活してもらわないと大変です。まあ二年前札幌で打点王を取っている選手ですしオープン戦の調子もいいのでどうにかなると思います。
注目投手は菅野智之選手。計算難しい先発陣の中エースとしていかに回を稼ぎ、いかに勝つかということは昨年以上に重要なことになってくるような気がします。これについては実績組である戸郷選手、メルセデス選手においても同じことが言えます。注目野手はポランコ選手。ここ数年巨人の新外国人は全滅と言っていい有様であるためそろそろ当たってほしいというところ。あとは坂本離脱で中軸を打つ選手が足りていないというところが理由ですね。長打タイプの外野あまりいないし。
開幕一軍
先発 東ー大貫ー上茶谷ー(ロメロ)ー(濱口)ー(石田)
中継 伊勢・入江・三浦・田中健・砂田
勝ちパ エスコバー・山崎康・三嶋
スタメン
1 中堅 桑原
2 遊撃 柴田
3 左翼 佐野
4 二塁 牧
5 三塁 宮崎
6 右翼 楠本
7 一塁 知野
8 捕手 戸柱
9 投手 東
控え
捕:伊藤光・嶺井・山本
内:倉本・大和
外:大田・細川・関根
ポジ要素:トップクラスの打撃、改善された投手陣
ネガ要素:二大外国人開幕不在、まだまだ不安な投手陣
注目投手:大貫晋一
注目野手:牧秀悟
恵まれた化け物打線からのクソみたいな投手陣…と言おうとしたらソト・オースティンと開幕不在となってしまいました。それでもこの打線かつ見栄えのいい控え陣が作れるということは素晴らしいことです。なお守備と走塁。
揃うことが永遠にないといわれる投手陣は結局今年も今永選手が間に合わないという形でこうなりました。それでも例年の如くドラフトルーキーを即ローテで使ってみる、ということが無くなったので幾分か改善されたといっていいでしょう。とはいえ先日二軍で濱口選手と石田選手が大いに燃え盛ったということで心配どころであることには変わりません。中継ぎは…三上、平田の両選手がいませんが実績組と若手組がいい感じに混じっているので優秀だなあと、問題はこれで抑えることができるのかどうなのかというところです。あと昨年どうも微妙だった山崎・三嶋の勝ちパターンがどうなるか。個人的には九回YASUAKIジャンプ見たいので山崎康晃には抑えで復活してほしいものですね。
野手陣は先日の通りソト・オースティンが居ないという二年連続のアクシデントに見舞われていますが去年より量質ともに良いような気がします。二人の代替スタメンは相当悩みましたがオープン戦打ちまくった楠本選手と知野選手かなあと。捕手遊撃以外はそれなりにスタメンが固まっている印象のあるチームなのでこのチャンスをものにしてほしいですね。あとは大田選手がどれぐらいやれるのか。復活してくれたらクソ強い外野四番手として輝けるでしょう。というか毎度思ってますが横浜の外野陣クソ強力なように見えるな…皆あと一枚皮を剥けきれていないきらいがありますけども。
注目投手は大貫晋一投手。二年連続100投球回を唯一超えている選手ということで先発の柱として頑張ってほしいですね。DeNA先発陣はすぐケガ離脱するので。注目野手は牧秀悟選手。よく考えたら平然と二年目野手が四番打ってるって凄いことですよね。よく二年目のジンクスというのが叫ばれますがそれに屈せず3割20本継続して打てることができるかどうかが注目です。仮にこけたら相当ヤバいと思います。
開幕一軍
先発 大瀬良ー森下ー(遠藤)ー(九里)ー(床田)ー(玉村)
中継 黒原・塹江・矢崎・松本・コル二エル
勝ちパ 島内ー中崎ー栗林
スタメン
1 中堅 西川
2 二塁 菊池
3 遊撃 小園
4 一塁 松山
5 三塁 坂倉
6 捕手 會澤
7 右翼 末包
8 左翼 宇草
9 投手 大瀬良
控え
捕:中村奨・磯村
内:上本・田中広・堂林
外:長野・野間・中村健・大盛
ポジ要素:バランスよく強い先発陣
ネガ要素:鈴木誠也退団などによる長打力不足
注目投手:中崎翔太
注目野手:マクブルーム
日本最強打者と名高い鈴木誠也選手がアメリカに旅立った広島東洋カープ。投手陣は良さそうですが攻撃力の低下は簡単にどうにかできるものではないと考え5位予想です。
先発陣は経験組の大瀬良、九里、床田とまだ経験年数はすくないもののきちんと一軍で結果を残したことのある若手の森下、遠藤、玉村とかなりバランスが良い6人。中継ぎも中崎がようやく復調傾向にあるなど状態がよさげです。去年は7・8回にバカスカ打ち込まれて栗林に出番が回らない、ということが多々ありましたが今年はそこまででもないような気がします。ただ問題は仕事が増えるのではとされる栗林投手の調子が悪くオープン戦で打ち込まれているという点です。
問題は野手陣。流石に3割2分38本OPS1.07という偉人の抜けた穴を完璧に埋めろ、というのは無理な相談であるため戦力低下は仕方がありません。そこをどれだけ小さな穴にとどめるかが重要になります。去年飛躍した小園選手、坂倉選手、覚醒の兆しを見せた宇草選手、林選手などがさらにステップアップし、その上でドラフトで加入した末包選手、中村健人選手。そして助っ人のマクブルームが活躍することが必要です。相当きついですが仕方がない。あとはベテランの域に差し掛かった菊池選手、松山選手が成績落とさず回れるかですね。
注目投手は中崎翔太選手。ここ数年は勤続疲労もあったか低迷していましたがここにきて復活の兆しを見せています。広島は勝ちパが他の球団と比べかなり薄いのでそこをきっちりと埋められるかが勝負になります。注目野手は二軍スタートですがマクブルーム。クロン、ピレラ、メヒアなど近年の外国人選手が成功とはいえない形で終わっているのでそろそろ当たってほしいところです。30本くらい打つことができればチームの穴を幾分か埋めることができるでしょう。
開幕一軍
先発 大野雄ー勝野ー柳ー(小笠原)ー(高橋宏)ー(松葉)
中継 田島・森・福・清水・山本
勝ちパ ジャリエルー岩嵜ーライデル
スタメン
1 中堅 大島
2 右翼 岡林
3 左翼 福留
4 一塁 ビシエド
5 捕手 木下
6 二塁 阿部
7 三塁 石川昴
8 遊撃 京田
9 投手 大野雄
控え
捕:山下・桂
内:高松・石垣・溝脇
外:鵜飼・平田・根尾・加藤
ポジ要素:球場含め鉄壁の投手陣
ネガ要素:点の取り方を知らない
注目投手:松葉貴大
注目野手:鵜飼航丞
圧倒的貧打に終わった2021年。監督はじめ首脳陣を刷新するも肝心の野手陣にテコ入れをろくに加えないというわけのわからないオフを過ごした中日ドラゴンズ。圧倒的投高打低チームといういうことでは先述した広島もそうなのですが、広島は昨年の状態から鈴木誠也という主砲が居なくなった結果の貧打であるのに対し中日は元々貧打だったのにドラフト以外での対策を行わなかった結果の貧打であることから論外とし、最下位予想とします。
投手はさすがの一言。大野雄大、柳、小笠原の中日三英傑(適当)、それにある程度投げられる勝野、ナゴヤドーム最強の男松葉、さらに期待の若手高橋宏と続きます。下にも岡野、岡田、鈴木博などが控えておりますので先発が崩壊することはあまり考えにくいように思います。中継ぎは祖父江の不在が響きますが実質トレードで加入した岩嵜、中継ぎ転向したジャリエルロドリゲス、さらには実績のある田島などがいて締めはライデルと安定感がありそうです。ここまでは強いチームに見えますね。
問題は野手です。去年は野手部門のほぼすべてのスタッツにおいて圧倒的最下位という結果を残し、クソ貧打で投手を見殺しにする野球を続けました。30打席以上たってOPS.800以上の選手がいないって相当ですよ。その上補強においても対して行わず、ドラフト上位でとったブライト選手、鵜飼選手だけで満足する始末。スタメンが埋まってるのかと思いきや外国人で埋めやすい両翼が大穴。馬鹿じゃねえのこの球団。ただそれでもなにも策を取らないわけではないようで主砲期待のある石川昴選手をサードで我慢して使おうとしたり、長打が見込まれる阿部選手をレフトで使おうとしてみたりと模索はしています。そしてそれなりに打てるメンツを固めて開幕に臨もう…とした瞬間高橋周平ケガ離脱。ここまでくると可哀そうですね。
注目投手はオリックス産として松葉貴大選手。ナゴヤドームでの投球をアウェー球場でもできるようになったらローテが完全に一枠埋まります。注目野手は鵜飼航丞選手。多分阿部選手は二塁で使われるので開幕戦後はレフトで使われることが想定されます。彼が通年15~20本ぐらい打てれば良いのですがこれが.200 5 20 くらいの成績で終わってしまうと絶望しかありません。
以上がセントラルリーグの順位予想並び展望になります。
この時点で7200ほど書いておりますのでパシフィックリーグ編はまた次回